築城 ４００年、日本 ３名城の一つ熊本城をボランティアガイドの説明付での見学会であった。 なお、
参加者は子どもを含む９５名であった。
はじめに飯田丸五階櫓の見学をする。銃眼からは、はぜ方門等が見渡せて、城の正面からの敵
を攻撃するのに適した櫓であった。 つづいて、数奇丸二階御広間を見学し、本日のメイン見学場所
本丸御殿大広間の見学をした。
本丸御殿は城郭のなかで 天守閣とともに中心をなす建物で、 藩主の居間、 対面所、台所などの
機能を備え大広間、大台所をはじめ数奇屋、書院など多くの部屋から構成されている。
特に、すばらしかったのは昭君之間であった。この部屋には、中国の前漢時代の美女 「王昭君」
にまつわる物語がすばらしい色彩で描かれていた。 見学者は感嘆の声を上げて見入っていた。
本丸御殿の見学のあとは、自由見学となる。天守閣や宇土櫓等を各人分かれての見学となる。
天守閣は資料館形式となっていて、昔の武具等が展示されていた。 宇土櫓は、木造建築で江戸時
代の建築様式が随所に見られ、戦闘形式の櫓であった。その後は南大手門前に集合し、記念写真
を撮り、楽しい休憩、昼食となった。
昼食のあとは、旧細川刑部邸 の見学に向かい 、旧家老の上級武士の生を窺う事が出来た。
刑部邸見学のあと清正公立像のある本妙寺公園に向かう。本妙寺の高台から熊本市街地の展望
を行う。 景色の展望に感動したあと帰路についた。
田迎帰着は１６時近くであった。 朝からの雨を心配したが見学中は雨なし、本当に見学に適した
一日で、大成功の見学会であった。
南大手門前にて「三町内の皆さん」 二様の石垣前にて
