校区自治協議会     
2008(平成20)年度 活動報告
平成21年1月23日  「校区自治協トーク」開催される
 身近な校区での問題やまちづくりについて、市長が田迎校区自治協議会の皆様と意見交換を行う
「校区自治協トーク」が平成21年1月23日に田迎地域
コミュニティセンターにおいて開催されました。
 参加者は自治協議会、まちづくり
委員会、自治会役員あわせて55名の参加を頂きました。
 はじめに、幸山市長
から「まちづくりについて」の講話、そのあと市長との意見交換がありました。
 
忌憚のない意見交換では身近な問題が提案され、学びが深められたことは大変有意義でした。
意見交換の内容はつぎのとおりです。
   
【提案者】  田迎小分離新設校設置について 
田迎小分離新設校設置については、一日も早い完成をお願いしたい。
【回 答】  田迎小学校分離新設校については、「分離新設校期成会」を立ち上げ、意見を聞きながら
手続きを進め
早い完成に向け努力していく。皆さんのご協力をお願いしたい。
【提案者】  街路灯の設置について 
田迎小、託麻中は隣接しており、熊延鉄道敷地の跡を通学道路としている。
そこに
は、自治会で防犯灯の設置はしているが、子供の安全・安心から市道並に街路灯
設置ができないか。
【回 答】  防犯灯設置場所の街路灯設置は条件もあることから難しいが、今の防犯灯設置の制度の
で、防犯協会等と連携しパトロールを実施する等安全安心なまちづくりを進めていきたい。
 
【提案者】
 
     
ごみ処理について
ごみ有料化はよいと思う。違反ごみの処理についても検討されると聞いた。
違反ごみが出ないためには、戸別収集がよいと思う。
ごみ
袋45ℓ35円を以前提案されていた45円にすると市も増収入となり、それを戸別収集に
あてると新たな雇用に
繋がると思う。
【回 答】 
    
戸別収集については、これまで何箇所かモデル的に取り組み、その結果ごみの減量の効果
あがっているが、その一方で収集の時間や経費等がかかることがわかった。
今後、更に戸別収集のモデル地域を広げ詳細な調査を行い、また、他
都市の調査も参考に
しながら最終的に判断することになる。
【提案者】
政令指定都市について
政令指定都市になるとメリットがあると思うが、デメリットについて想定されることは何か。
【回 答】
        
区役所の設置は、日常生活に密着した市民サービスの多くが区役所で受けられるようになる
という点で市民にとってのメリットになるが、仮に、身近な市民センターな
どなくなって、もっと
遠い区役所まで行かねばならなくなるとすれば、それは、デメリ
ットになりかねない。
現在、新たに設置することになる区役所と今の市民センター・
総合支所・まちづくり交流室を
どう位置付けるかや、地域循環バスの運行などを研究
中であり、区役所の設置がデメリット
にならないようにしていく。

もう一つ、財政の面でも政令市への移行は大きなメリットがあると考えるがこれも県
から権限
の移譲を受ける際に、事業の借金をどこまで引き継ぐかによって、逆に財政
が悪化してしまう
ことにもなりかねない。
新潟市や堺市など先行市ではそうしたこと
はなかったが、その点にも注意を払いながらしっ
かりと県との協議を進めたい。
【提案者】  田迎校区の発展について
田迎小は児童数が多くなってきている。
田迎小分離新設校
設置については一日も早い完成をお願いしたい。
また、交
通安全、防犯で巡回をしているが、道路が少し暗い。
明るく
すると犯罪防止になる。田迎校区の発展策をお願いする。
【回 答】  地域の課題等について地域の皆さんと連携を図りながら、今後は、まちづくり交流室や地域
の皆さんに対する支援の
あり方について見直しを行いながら、地域の更なる発展に繋がる
よう努力していく。
普段から交通・防犯問題にご協力いただいていることに対し感謝する。
【提案者】  災害時要援護者支援体制について
災害時要援護者支援体制では、手を上げられる方が少ない。支援を必要とする方をどう掘り
起こしたらいいか悩みである。
ところがそういう方の情報を(個人情報に関す
ること)地域の民生委員や関係者に知らせる
ことを考えているとのことであるが、情
報の取り扱いについては、民生委員の会合等で十分
に趣旨を説明され、徹底された
うえでお願いする。
【回 答】  災害時要援護者支援体制については、当初の要援護者の見込数を約7,000名、平成20
年12月末日現在で、約3,600名の申請である。
民生委員の方からも情報
提供して欲しいとの相談もあっていた。現在、個人情報審議会へ諮
問しているところ
である。
(2月16日には、「提供は適当である。」との答申をいただき、その中でも名簿の
管理に
万全を期することと趣旨や根拠について民生委員が市民へ十分に説明でき
るようにすること
との要望が付されていることから、提供にあたり民生委員の皆様へ
は、取扱い、趣旨等につ
いて十分に説明を行っていく。)
【提案者】  ごみ処理について
・ごみステーションに、びん・缶収集時にペットボトルが出た時は、収集日を待って出すことが
できるが、生ごみになると
どう処理したらよいか。 
・資源物持ち去りの条例ができたがまだ持ち去り行為が
行われている。対策されているのか。
【回 答】 ごみ問題については、有料化になればこれまで以上にパトロ-ルの徹底、不法投棄を阻止す
る対策を行っていかないといけないと考えている。
資源物等持ち去り行為の条例をつくったところであるが、現状はまだ、持ち去り行為があって
いる状況である。
地域からの情報、パトロールの徹底を行い、条例の趣旨が
徹底されるよう努力していく。
【提案者】  熊本城の観光について
熊本城は石垣がとても立派である。そこで熊本城を外から見る遊歩道、飯田丸や城内の本丸
御殿等を見る遊歩道が
あると、3~4回行っても見る所があると思う。
また、坪井川
に熊本駅から熊本城の一部にでも屋形船を浮かべてはどうか。
【回 答】  遊歩道は一部できている所があるが、熊本城と繋がっていないのが課題である。
石垣のすばらしさを感じてもらえるルート作りをしていく必要がある。
第2期に櫨方門を含めた
馬具櫓一体の復元整備計画を考えている。そこを活用した
ルートづくりも考えていく。
また、櫨方門と隣接している桜の馬場の駐車場に観光交流
施設の計画があり、そこにはお土
産や食事ができ歴史的体験ができるゾーンの整備
を新幹線開業までには間に合わせ更なる
熊本城の魅力創出に努めたいと考えてい
る。



平成20年11月6日  パソコン講習会



平成20年10月2日  パソコン講習会 



平成20年9月   田迎小学校分離新設スタート
 はじめに、田迎小学校が二つに分かれたときの経緯は、昭和49年に県道浜線バイパスが開通した頃から
田迎小学校の児童数がどんどん増えて1,400人余りとなりました。教室が不足してプレハブ教室で勉強して
いましたが、昭和58年4月に田迎南小学校が新築されたので、田迎小学校と分かれました。
分かれたときの児童数は、田迎小学校776人、田迎南小学校668人でした。
 その後も、田迎小学校の児童数はどんどん増えて、平成20年5月には児童数1,015人、学級数は30学級
となりました。敷地が狭く、11学級がプレハブ教室で勉強しています。
 このような現状を踏まえ、田迎校区地元では 「伸び伸びと学べる学校に」 と5年ほど前から分離校の要望を
熊本市教育委員会へおこなってきました。平成20年6月に分離校を馬渡2丁目に建設することが決まりました。
今のところ開校時期は未定です。
 これを受けて、田迎校区では平成20年8月12日に 「田迎小学校分離新設校期成会」 を設置しました。
8月23日には熊本市教育委員会による「校区割りについての基本的な考えについて」の説明が期成会におこ
なわれました。 
 10月末ころから町内住民の皆様方へ「校区割りについての説明と意見交換」が予定されています。
 開校までにある程度の年数がかかると思われますが、早期開校に向けて住民の皆様方のご協力とご指導を
お願いします。
田迎小分離新設校予定地


平成20年3月  「田迎校区まちづくり」ホームページ開設の挨拶
  田迎校区自治協議会会長  西田耕造

 校区の皆様には、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。田迎校区自治協議会も本年で4年目を迎え
ることができました。 これも偏に町内自治会、各種団体の皆様、地域で活躍されている皆様のご支援・ご協力
の賜と感謝し、厚くお礼申し上げます。
 技術革新に伴い校区内では平成19年7月にインタ-ネットの環境も整い、現在では 「田迎校区安心メ-ル」
の配信がおこなわれています。更に、ITを活用した情報の共有化により 「安全で安心して暮らせる住みよいまち
づくり」を目的とした 「田迎校区まちづくり」 のホ-ムペ-ジ を平成20年3月26日に開設いたしました。
今後、校区内のいろいろな出来事を発信していく予定です。
また、インタ-ネットアドレスも取得しておりますので、さまざまな情報をどしどしお寄せ下さい。
よろしくお願い申し上げます。
   U R L  http://www.tamukae.jp/
   E-Mail  kouku@tamukae.jp